バリアフリー工事ってなに?
お年寄りや体の不自由な方の為、段差の解消や、手すりの設置、出入り口の拡張等の取り付けを行います。
①手すりの設置
手すりの設置箇所は体重を掛ける所なので、しっかりと取る付ける事が重要。
使用する材料は、木製または樹脂製のものが触れた時に違和感がありません。
使用する材料は、木製または樹脂製のものが触れた時に違和感がありません。
②段差の解消
和室と洋間の高低差は大体、約3センチです。高いほうを下げるのか、低いほうを上げるのか、それともスロープにするのか、ほかの部屋への影響もありますので良く考えてご提案致します。
③出入り口の拡張
車イスの場合、段差以外に広さがないと使いにくいものです。
開き戸を引き戸に替える手もあります。
開き戸を引き戸に替える手もあります。
バリアフリー工事の具体例
①手すりの取り付け
②床段差の解消
③床材の変更
④引き戸などへの扉の取替え
⑤便器の取替え(洋式便所など)
⑥各工事に付帯して必要な工事
ワンポイント学習
日本の住環境
従来の日本の住宅は《柔らかな畳があって 木のぬくもりが伝わる 》一見、高齢者に優しいものと思われてきました。今のように高齢化が進んでくると、健康な成人を対象としてきたこれまでの住宅構造は、高齢者にとって 多くの問題が出てきました。
◆住宅内に多い段差・・・生活動作の制限・転倒の危険
◆尺貫法の影響・・・廊下・階段・開口部の幅員が介助・福祉用具を必要とする人の室内移動に不適。
◆狭い住宅面積・・・室面積が狭い上に、家具の使用により室内移動が困難になる。
◆和式の生活様式・・・床座の生活・和式トイレ・浴槽をまたいで入る等
◆防寒に不十分な住宅構造・・・夏にあわせて造られているため 冬は室内の温度差が大きく、衛生面・健康面に問題。
◆福祉用具を導入しにくい住宅構造・・・上記理由によります。
現在 建築予定のある方は、もう一度設計図を確認なさってみてくださいね。
今お住いのお宅も、何も大改造をしなくても今より住みやすい住宅環境にする方法はありますよ。それぞれの住宅環境・家庭環境・ご予算に合わせていっしょに考えましょう。
今お住いのお宅も、何も大改造をしなくても今より住みやすい住宅環境にする方法はありますよ。それぞれの住宅環境・家庭環境・ご予算に合わせていっしょに考えましょう。
住み慣れた環境で自分らしい暮らしをおくるため出来ること考えてみましょう